連日猛暑が続きます。
体調が悪くなるのも仕方ないかと思ってしまうほど、暑い。
僕が子供の頃とは明らかに質の違う暑さ、
何発もボディーブローをもらい、ダメージが蓄積するような酷暑。
パン達もさすがにへたばってきた。
ペイザンや全食などの全粒系のパンたちは暑さをものともせず、
いい感じで焼きあがってくれたのだが、
イギリスパンやバケットなどは暑さに負けて散々な焼き上がり。
いろいろ原因はあるけれど、言い訳はしない。
あたりまえなことが本当は特別なことで、
安定が続くと知らずうちに慢心取り違え、
まだまだ未熟だっていうこと。
臆病なくらいの繊細さと、馬鹿みたいな大胆さ。
その両方を持ち合わせていないと、ダメだってことかな。
たかがパン、されどパン、
油断大敵!
ちなみに油断大敵の語源は、
夕闇迫ると唯一灯りとして油を使用していた頃、
油を切らすと真っ暗な闇の世界となり、敵に襲われる可能性が高い事から
『油を断つと敵に刺殺される故要注意』との戒めの言葉だそうです。